東洋医学では、すべての臓器には、肉体に及ぶ役割と感情を持っているといいます。
その臓器の持つ感情は、思考とリンクしています。
そして、あらゆる悩みは、すべて人間関係から起きているともいいます。
つまり、肉体レベルに起きる不調は、実は、思考が現実化したものに過ぎないということ。
例えば、胃の具合が悪くて病院に行ったとします。病院では、胃の薬が処方されると思います。
ところが、東洋医学では、「人間関係において消化できない(腑に落ちない)ことがあるのではないか」と考察するということです。
歯の役割とは(肉体レベル)
「歯」の肉体レベルの役割は、大きくは、二つあります。
一つ目は、食物を噛み砕くこと、二つ目は、噛みつくことです。
歯にトラブルを抱えた場合、多くの方が、噛み砕くこと、噛みつくことができなくなります。
多くの場合、歯医者に治療に行くと思います。
しかし、それは、肉体的レベルの解消法、つまり、対症療法になります。
東洋医学は、根本治療を目指しています、目指す上で、感情や思考の考察が必要なのです。
対症療法では、一時的には良くなりますが、症状は繰り返されることが多いのです。
歯の役割(感情レベル)
東洋医学では、「木を見て、森を見ず」ではいけないという、戒めの言葉があります。
木を見て森を見ずという言葉には、小さなディテールにとらわれ過ぎて、事件や事象の全体像を見失ってしまうことを示しています。たとえば林の中に足を踏み入れたとき、近くの木の美しさや老木の切なさに心を奪われていると、森や山全体の良さや問題点が分からなくなるものです。木を見て森を見ずは例え話のひとつになっていて、家庭や仕事・人間関係にも通じる大切なことを教えてくれています。 引用元: https://onl.bz/4AqBUij
つまり、不調や病気の奥には、実は、日常の小さな悩みの積み重ねや、無意識の我慢から起きていることが大半なのです。
「歯」が持つ感情は、「共感と恐れ」
歯にトラブルを抱えている人は、共感しきれない思いや恐れを感じているのです。
すっかり、自分に自信を無くしてしまっているのかもしれません。
歯ぎしりのメッセージは
歯ぎしりとは、咬合の異常習癖の一つで、歯を強くこすり合わせて断続音を出すものです。
その癖を放っておくと、いずれ、歯にひびが入り、歯のトラブルへとつながります。
歯ぎしりは、歯のトラブルへとつながる手前、ということなんです。
つまり、歯ぎしりが伝えたいメッセージは、(私の言葉で書きます)
「あなたは、他者から、どう思われているか恐れすぎていますよ」
「他者から、どう思われるかよりも、あなたが、どうしたいかで生きてください」です。
まとめ
「うちの子、まだ、1歳なのに、ギリギリ歯ぎしりしています」
「3歳ですが、すでに、前歯が欠けています。」
「こんなに小さいのに、ストレスがかかっているのでしょうか?」など、相談は多くなりました。
原因は、人それぞれです。
ところが、お子様が歯ぎしりしている場合、親も歯ぎしりしていることが多いのです。(高確率)
そうです、
親御さんが、他者からどう見られているか、気にしているのです。もちろん、無意識です。
時として、私たちは、食べ物を見ることもなく、噛むこともなく、毒だと気づくこともなく、飲み込む場合があります。
私達が、口に入れるもの、あるいは、口から出すものについて、もっと気づくべきであり、少なくとも噛むことに時間をもっとかける必要があります。
それは、食べ物を噛む場合でも、気持ちをかみしめる場合も、 考え方を噛み砕く場合でも同じことです。
しっかり噛む習慣が、身についていますか?
今、何を噛み砕いていますか?
それは、食べ物でしょうか?
それとも感情でしょうか?
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