子どもの肩こりが多くなっています。
当サロンにも、小学生のクライエントはいらっしゃいます。
しかし、当サロンでは、一般的な肩こり、いわゆる血流障害や、不良姿勢、運動不足と言った問題とは、別の解釈をしています。
最後には、肩こり解消法をお伝えしています。
その肩こり解消法がとても簡単なので、最後まで読み進めてくださいね。
気が上がるから肩こり
東洋医学では、肩こりを「気の巡りが悪くなっている」と解釈します。
では、気とは、なんでしょうか?
気とは、目に見えないエネルギーのことを言います。
例えば、風、熱、音、感情などをさします。
風、熱、音、感情、目には見えませんが、確実にありますよね?
そして、気というエネルギーは、上がる性質を持っています。
例えば、風船など、上に上がりますね。
気が上手く、巡って循環していれば、気は上がらないのですが、上手く巡らなくなると、上がってしまうのです。
気の巡りが悪くなる原因
気の巡りが悪くなる原因は、大きく2つあります。
- 気の不足
エネルギー不足です。食事、または、睡眠状態が大切になります。 - 気の停滞
気がの滞りです。長時間の同じ姿勢や、運動不足は、気の停滞になりやすいのです。
肩こりは食事が大きく影響する!
肩こりを感じている子ども達に、食事内容や好きな食べ物を聞いてみると、ほとんどの子ども達に共通してパンが上げられます。
東洋では、パンは、早く気を巡らせてくれる、代表的な食べ物です。
つまり、パンという強い刺激で、手っとり早く気を巡らせているということです。
では、そのまま、パンで気を巡らせればいいんじゃないの?
そうではありません。
身体は、自然を好み、不自然を嫌います。
例えば、心地よい風は、身体によいけれど、突風では飛ばされてしまうようなものです。
なので、毎回、強い刺激を入れて、巡りを良くしているようでは、身体には、負担となり悪循環に傾いてしまうのです。
好む食事で身体のサインはわかる
パンを好むという状態から、気が巡っていない、だから、気が上がって、肩こりを起こしている。
このように、好む食べ物から、気の状態はわかるんですね。
本来、気の不足があるのであれば、気を補い、気の巡りが悪い場合は、気の巡りをよくすることが根本解決であります。
なので、ただ、肩を揉んで巡らせる、パンを食べて巡らせる、また、姿勢を良くすればいい、といった考え方はしないのです。
気を下げる、好循環に戻すということが、東洋の根本的解決になります。
簡単肩こり解消法
すぐに、肩こりから解放されたい!そんな時には、ずばり、上がった気は、下げればいいのです。
片足立ち、足ふみ、足湯がおススメです。
単純に足を使うことで、熱が発生し、上がった気は、熱のある方に向かうということです。
是非、やってみてください。
根本改善には、食事内容や、生活習慣の改善が必要になります。
肩こりは放置しない
肩こりは放置しないでください。
上がった気を、そのままうやむやにすると、上がった気は、肩の周りで停滞し、何年もかけて甲状腺の機能を低下させるかもしれません。
なぜなら、肩の周りには、喉があります。喉の下には、甲状腺という臓器があり、甲状腺の機能が停滞しやすくなる恐れがあるからです。
甲状腺機能低下の症状には、
- 元気がない
- 疲れやすい
- まぶたが腫れぼったい(むくみ)
- 寒がり
- 体重増加
- 動作が遅い
- いつも眠たい
- もの覚えが悪い
- 便秘
- かすれ声
と言ったことがあげられますが、元気がない、疲れやすいは、気が巡っていないから、物覚えが悪い、いつも眠たいも、肩回りだけで気が停滞しているからです。
また、声がかすれるというのも、なんとなくわかりますよね。
子どもの肩こりを放置せずに、栄養カウンセリングを受けてみませんか?
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