「最近、なんだか疲れやすい」「急にイライラする」「頭痛がする…」
妊娠中のあなたは、こんな症状を感じていませんか?
もしかしたら、それは低血糖のサインかもしれません。
近年、「糖質カット」「糖質制限」といった言葉が注目されていますが、妊娠中のママにとって、過度な糖質制限による低血糖は、決して見過ごせない危険な状態なのです。
今回は、現役鍼灸師であるやすむら先生が、妊婦さんの低血糖が赤ちゃんに与える影響について、詳しく解説します。
目次
え?娘さんの血糖値が…!低血糖のリアル
娘は、妊娠中に「頭が痛い」と訴えていました。その時の血糖値のグラフがこちら。
赤いラインを下回る、危険な低血糖状態であることが分かります。
頭痛の原因はアドレナリン? 低血糖とストレスの深い関係
頭痛の原因の多くは、アドレナリンというホルモンだと言われています。アドレナリンは、体が「危険!」を感じた時に分泌される、いわば非常事態アラームのようなもの。
その原因は様々ですが、
- 怖い思いをした時
- カフェインや喫煙
- 強いストレス
- 怪我
- 貧血
そして、意外かもしれませんが、低血糖もアドレナリン分泌の大きな原因の一つなのです。
妊婦さんの低血糖が赤ちゃんに与える深刻な影響
妊娠中のママの体内で分泌されたアドレナリンは、ダイレクトに赤ちゃんへと伝わります。
お腹の中で逃げることのできない赤ちゃんは、次々と送られてくるアドレナリンに、ただただ不安を感じるしかありません。
赤ちゃんを守るための「生き残り反射」
危険を感じた赤ちゃんは、体を丸めて少しでも生き延びようとします。これは**生き残り反射(原始反射)**と呼ばれる、赤ちゃんが生まれながらに持っている防御反応です。
つまり、お母さんのストレスは、ダイレクトに赤ちゃんの心身に影響を与えてしまうのです。
昔の言い伝えは科学的根拠があった?
「妊婦に火事を見せるな」という昔の言い伝えを聞いたことがあるでしょうか?
これは、火事の光景が妊婦さんに強いショックを与え、アドレナリンが分泌されることを避けるための知恵だったと考えられます。
甘いものの摂りすぎもNG!血糖値の乱高下に注意
アドレナリンは、低血糖だけでなく、血糖値が急激に上昇した後、急降下する際にも分泌されます。つまり、甘いものの摂りすぎも、赤ちゃんにとってはストレスとなる可能性があるのです。
残存する原始反射がもたらす影響
妊娠中にママが慢性的なストレス状態に置かれると、赤ちゃんの原始反射が残存しやすいと言われています。
幼児期
- 理由もなく泣き叫び、なかなか落ち着かない
- 叩く、物を投げるなどの衝動的な行動が見られる
- その場から動けなくなる
児童期
- 家では活発なのに、学校や友達の前では極度に人見知りをする
- 特定の状況で言葉が出なくなる
大人になってからも
- パニックになりやすい
- 予期せぬ出来事に固まって動けなくなる
- 常に不安を感じやすい
- このように、幼少期だけでなく、大人になってからも様々な形で影響が出てくる可能性があるのです。
低血糖、鉄欠乏…過敏な赤ちゃんにならないために
生まれたばかりの赤ちゃんが、
- すぐに泣き出す
- ミルクを飲んでもすぐに泣く
- 少しの刺激にも過敏に反応する
といった状態の場合、妊娠中のママの栄養状態(特に低血糖や鉄欠乏)やストレスが影響していることも少なくありません。
もちろん、生まれた後の育児で改善できることもたくさんありますが、妊娠中のケアは、赤ちゃんの一生の土台を築く上で非常に重要です。
今すぐできる!低血糖を防ぐための3つのポイント
極端な糖質制限はしない: 糖質は、赤ちゃんにとって大切なエネルギー源です。バランスの取れた食事を心がけましょう。
血糖値を急激に上げない食事: 白米やパンなどの精製された炭水化物だけでなく、食物繊維を多く含む野菜や未精製の穀物も積極的に摂り入れましょう。
定期的な食事: 空腹時間が長くならないように、3食きちんと食べることはもちろん、必要に応じて間食も取り入れましょう。
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