首を反らして寝るのは○○がしやすいから。

こんにちは。小児鍼灸師安村政子です。

 

本日は、ご相談メールにお答えしたいと思います。

 

2歳半の息子と、10月に2人目を出産予定です。出産を間近に控えている事もあり、メルマガでの姿勢や赤ちゃん期の身体に対する働きかけの大切さを改めて感じています。

 

一点、2歳半の息子について質問させて頂いてもよろしいでしょうか。

 

息子が産まれる直前まで、ずっと逆子だった事も有り、産まれた時からはまんまる子育てを意識し、スリングやおひな巻き、早くからうつ伏せをさせたりハイハイで傾斜を登らせたりと身体については気を遣って来たつもりですが、気になっていることがあります。

 

赤ちゃん期から今も続いているのですが、物凄く首を反らせて寝るのです。

 

寝返りもするのでずっとではないですが、大体寝入る時は横を向き、首をグリグリと布団に押しつける様に思いきり反らせています。

 

これはやはり悪い事なのでしょうか?どんな影響が出るのか、また治す方法などあれば教えて頂くことは可能でしょうか?

 

 

首を反らして寝るのはどうして?

赤ちゃん期から、スリングやおひなまきをして気をつけていたのにも関わらず、首をものすごく反らす。

 

大人が首を反らして寝たら、寝違いになってしまうような姿勢で首を反らすのは、ズバリ!首を反らせる方が呼吸がしやすいです!

 

丸くし過ぎて、苦しくて首を反ったのか。それとも、正しく丸くできていなかったのか。原因は色々考えられますが、無意識に首を上げて呼吸するやり方を学習してしまったのだと思います。

 

3歳までは無意識的吸収期と言って、何でも吸収期する時期です。それは、いいことも悪いことも何でもです!

 

できれば、この無意識的吸収期の間に、改善してあげたいですね。

 

例えば、顎を上げて首を反らして呼吸してみてください!次に、顎を引いて呼吸してみる。いかがでしょうか?断然後者の方が、楽に深く呼吸できませんか?

 

本当は、顎を引いて呼吸する方が楽なはずなのに、首を反らして呼吸をする理由は、1つ!それは、鼻で呼吸していないです!

 

 

口呼吸は全身の病気を招く

口は消化器であって、呼吸器ではありません!口で呼吸をしていると、口の中にウイルスは入りたい放題になり、冷たい空気は口から入り内臓を冷やします。これでは、全身の病につながります。

 

他にも、口呼吸を続けていると、歯並びが悪くなります。脳への血流も悪くなり、集中力低下、多動症の可能性も上がるかも知れません。

口呼吸改善方法

おうちでできることは、歩く子であれば、正しい靴を履いて手を振ってしっかり歩くことで改善します。正しい靴で歩くことで、身体の歪みがリセットできるからです。

 

まだ歩けない赤ちゃんには、しっかり泣くことをオススメします!まだ歩けない赤ちゃんの運動は、泣くことです。そして、泣くことで「息を吐くこと」を学習してほしいのです。

 

現代の赤ちゃんは、「泣く」ことが不足していて、呼吸ができていない。口を大きく開けられない!お口ポカーンで口閉じれない子は多くなっています。

 

これでは、歯並びも悪くなり歯列矯正する子も増えてしまいます。

 

妊婦さん、生後8か月までの赤ちゃんのママは、抱き方姿勢講座でもっと詳しくお伝えしています。

 

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