TBSでは、7月期の日曜劇場枠(毎週日曜よる9時)で、
堺雅人主演の『VIVANT』(読み:ヴィヴァン)を放送。
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった
日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たしています。
8月13日(日)4話放送終了後の10時、日曜日の初耳学のゲストは堺雅人。
林修のインタビューで、堺雅人の発言に、私の言いたいことが詰まっていた。
モンゴルロケでの食べ物と食べ方
モンゴルロケでは、撮影人の半分が日本人スタッフ、半分がモンゴル人スタッフだったそうです。
撮影人スタッフは、食事を大切してくれて、毎回半分は日本食、半分はモンゴル食とバラエティに富んだ食事がずらりと並べられたと、堺雅人は言います。
日本にいる時から、モンゴルの羊の肉は「臭い」と脅されていたそうですが、実際、「獣臭」はあったようですが、それよりも、モンゴル人のお肉の食べ方に感動したといいます。
日本に変えってからの方が、逆に、日本のお肉は、味がないように感じるそうです。
また、日本は湿気が多い国なので、臭いを感じやすいだけで、モンゴルは乾燥している国なので、あまり臭いは気にならない。
気候によって、感じ方が変わるのではないかということを言っていて、これも、とても興味深かった内容だった。
モンゴル人は、ヤギの肉、羊の肉の内臓も余すことなく食べつくすという言葉に、モンゴル人の「命をいただく」という感謝の気持ちの感じます。
日本は、魚の骨を綺麗に残して食べると、「魚の食べ方綺麗だね。」と褒められるように、モンゴル人は、骨の周りの身がなくなるまで綺麗に食べるそうです。
私は、ある歯科医の先生から、モンゴル人は歯並びが良いという話を聞いていて、その時も、このようなことを言っていました。
生き物としての機能が低下する恐れがある日本
モンゴルは、地下鉄がないので、道路はいつも渋滞なんだそうです。
また、道路も補正されていないので、凸凹が多く、建物も傾いていたといいます。
まるで、昔の日本ですね、と林修が言いました。
堺雅人は、この補正されていない道路が、使っていなかった筋肉を使うことになり、日本では、そんなに身体を使っていないことに気づいたといいます。
先ほどの、「使わないと退化する」というのと同じですね。
この発想、「気づき」も素晴らしいく、いっぺんにファンになっちゃいました。
堺雅人は、日本では「生き物としての機能が低下」するんじゃないかと思いますね、と締めくくった。
まとめ
姿勢と食を整えることを、仕事にしている私にとって、今回の「日曜日の初耳学」の堺雅人の発言には、頭を縦に振ることがたくさんあったし、感慨深いものがあった。
なぜ、モンゴル人は歯並びが良いのか、モンゴルの道路が補正されていないことによる、体幹の強さからだろう。
なぜなら、人間は、環境に合わせる生き物だ、つまり、道路や建物が傾いているがゆえに、人間は、重力に対して踏ん張ることを余儀なくされるわけだ。
その重力への抵抗が、結果、強い体幹を作り、その体幹の強さが、良い歯並びになっているということ。
また、「命をいただく」精神から、食べ物を余すところなく食べる文化が、結果、前歯を使うことになり、前歯の退化を防いでいる。
今回の初耳学は、赤ちゃんの姿勢抱き方講座で伝えている内容そのものだったと言える。
良い歯並びは、体幹を作ること、その体幹作りが、重力の恩恵を受けること、飲ませる姿勢、寝かせ方なのだ。
授乳姿勢では、噛みつく、前歯を使うこと、これも、確かに大切なことという確信を深めることができた。
日本の子ども達の「生き物としての機能の低下」を、これ以上をさせてはいけない。
抱っこのし過ぎは、無重力となる、おっぱいの飲ませ方、寝かせ方は大丈夫だろうか?
ママの栄養不足問題は、ないだろうか?
赤ちゃんが立つまでに、知っていただきたいことはたくさんある。
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