最近、SNSの世界では「これを食べたら健康になる」「これは毒だから絶対に食べないで」――
そんな“食べ物至上主義”のようなメッセージをよく目にします。
「マグネシウムが足りないと病気になりますよ」
「その油はトランス脂肪酸だから危険です」
「子どもにそんな毒を食べさせるなんて!」
「スーパーには添加物だらけの食品しかない」…などなど。
私自身もかつては、そういった情報を信じて、
「添加物NG」「小麦NG」「砂糖NG」と、食を徹底的に管理していた時期がありました。
けれども、そうして頑張っていたお母さんの子どもが“腸のトラブル”を抱えていたり、
「健康オタク」として知られる有名人が病気になったりするのを見て、
私は次第にこう感じるようになりました――
「本当に、食べ物だけが原因なの?」
もちろん、体にとって不要なものをなるべく避けることは大切です。
でも、「何を食べるか」だけではなく、「どうしてそれを食べてしまうのか」
「体が本当は何を求めているのか」――その“内なる声”にも耳を傾ける必要があるのではないでしょうか?
人は「毒だ」とわかっていても、つい食べてしまうことがあります。
「痩せたい」と思っているのに、甘いものがやめられないこともある。
そういった行動には、意志の弱さでは説明できない“体からのメッセージ”が隠れているのです。
実際、栄養学では「食べたものがきちんと吸収されるかどうか」は、
腸の状態や代謝だけでなく、感情エネルギーにも大きく影響を受けると言われています。
怒り、悲しみ、不安…
私たちの体には、過去に感じたさまざまな感情が“エネルギー”として蓄積されていて、
それが体のめぐりを滞らせ、栄養の吸収力にも影響を及ぼします。
そして、こういった感情の根っこをたどっていくと、
多くの場合、「母親との関係」に行き着くのです。
体に向き合うとは、感情に向き合うことでもあります。
そして感情に向き合うとは、自分の“命のルーツ”――つまり母とのつながりを感じなおすことでもあります。
私たちが提供している「食べるグループファスティング(グルファス)」は、
ただ「健康になるために食べる」のではなく、
“体の声”を取り戻すために食べるということを大切にしています。
現代人は、体の声が聞こえにくくなっています。
「お腹がすいた」と思っても、実は思考の習慣にすぎなかったり、
「胸が痛む」「寂しい」「うれしい」といった微細な感情さえも感じ取れないことがあります。
でも、自然界のエネルギーを持った“本物の食べ物”を少しずつ取り入れていくと、
少しずつ、自分の体の声が戻ってくる。
「何が心地よいか」「何が今の私に必要なのか」が、感覚としてわかるようになるのです。
1週間のグルファス終了後、誰もが「これから一生、まご食続けます!」という人もいますが、
私の答えは「NO」です!私たちは「食事だけで人生は決まらない」と思っています。
病気とは「気が病む」こと――
つまり、もっと深い“エネルギーの流れ”や“感情のつまり”が関係しています。
食べることはその入り口にすぎません。
食を通して「体と感情」「過去と今」「母との関係」と向き合うこと。
そこに、本当の健康と幸せの鍵があると、私は感じています。
5月10日23:59分で早割は終了します!
食べるグループファスティング5月開催
5/27(火)~6/2(月)絶食日30日(金)
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