「頑張ってるのにうまくいかない…」それ、実は“目的志向”じゃなく“問題回避思考”かもしれません。

娘が私の目の前で孫を叩いたとき──
私はとっさに「目を逸らしました」。
でも、身体はビリビリと震えるような感覚に襲われたんです。

あの瞬間、私の中にあった“閉じ込めてきた記憶”に気づいたのでブログに綴ります。

目次

「目的志向」だと思っていた私が、実は「問題回避」で生きていたことに気づいた話。

私はずっと、自分のことを「目的志向型」だと思っていました。
目標に向かって前向きに進んでいる、自分の理想や心地よさを求めて行動している──そう思っていたんです。

でも、実は私は、「問題回避型」だった。
本当は“感じたくない感情”を避けるために行動していたと気づいたんです。

目的志向型とは?
心地よさ・理想の未来・達成したい目的に向かって動くタイプ。

問題回避型とは?
不快な現実・感じたくない感情・失敗や痛みを避けるために動くタイプ。

その違いに気づくキッカケになったのは、ある日の出来事でした。

娘が私の目の前で孫を叩いたとき──
私はとっさに「目を逸らした」。
でも、身体はビリビリと震えるような感覚に襲われたんです。

あの瞬間、私の中にあった“閉じ込めてきた記憶”が
身体を通してよみがえったのを、ハッキリと感じました。

夫婦ゲンカばかりだった家。


母親を助けられなかったやるせなさ。
「自分には価値がない」という幼い頃の思い込み。

私はその“無価値感”を感じたくなくて、
母の面倒を見たり、子どもへの食事・お弁当・送り迎えなど、
“必死に”頑張っていた。行動していた。

でもそれは「私には価値がある」と信じたくて、
本当の気持ちにフタをして、ただ逃げ続けていただけだったんです。

身体は、過去に感じたくなかった感情を、今も覚えています。


そしてその“身体感覚”こそが、「今ここを生きている証」なんです。

ポジティブな感情は、もちろん感じたい。
でも実は、ネガティブもちゃんと“感じ切る”ことが必要です。

私たちが人生でうまくいかない時、
その多くは「ネガティブを感じないように避けている」から起こります。
問題回避の行動パターンは、知らず知らずのうちに
“現実”を滞らせ、同じような出来事を繰り返させます。

身体は、現実を使って「本当のあなたに気づいて」と教えてくれる。
目の前の人を通して、あなたの感情をもう一度感じさせようとする。

私は、“目的に向かっている”と思っていたけれど、
実は「無価値感を感じたくない」という根底からの“問題回避”だった。

そのことに気づいたとき、
やっと自分の本当の声に出会えた気がしました。

ママたちへ。
もし、頑張っているのに苦しいなら、
それは「目的志向」じゃなく「問題回避」のサイクルかもしれません。

ポジティブだけを感じようとしていませんか?
ネガティブを感じるのは怖いけれど、
そこにこそ、本当の癒しと変化の入り口があります。

ネガティブを感じきることは、負けではなく“統合”です。
身体が教えてくれる声に、少しだけ耳を澄ませてみてください。

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