藤原ひろのぶトークイベント

藤原ひろのぶさんの、GoodEarthトークイベントに行ってきました!
感じたことを、忘れないうちに書いておきます。

トークイベントに参加したのは、新年の東京出張施術会に来られた、患者さんから聞いたことです。

「先生、藤原ひろのぶさんて知っていますか?」
「ひろのぶさんは、バングラディシュの食べることのできない子どもに、食事を届ける活動をされています。(他にもいろいろ活動されてますが、割愛します!)それで、私バングラディシュに行ってきたんです!」

患者さんは、バングラディシュに行ってきた後、早速、自分主催で、藤原ひろのぶさんのイベントを開催されていました。

私は、藤原ひろのぶさんを、知りませんでした。

しかも、私は、海外の子ども達に支援している人を、あまり好ましく思っていなかったんです。

日本の子ども、例えば、不登校や引きこもりなど、日本の問題の解決が先じゃないの・・・そう、漠然と思っていたんですね。

なので、正直興味はありませんでした・・・

でもね、いちを、大阪公演のスケジュール確認して、3月7日(金)8日(土)とあり、あ、あいにく、空いてない・・・と、思っていたんです。

ただ、3月に入って、患者さんから、再び連絡をもらいました。

3月6~8日、藤原ひろのぶさん、大阪公演ですが、先生ご都合いかがですか?

「え、6日(木)もあるの、増えた?」

「6日だったら、都合がつくやん」

なんだろう、都合が合うのも、ひょっとしてご縁?と思い、急遽行くことにしました。

そして、行ったことで、私は、たくさんの気づきを得ます。

目次

親に余裕がない

主催者さんの挨拶があり、ひろのぶさんの紹介が入って、講演会が始まります。

初めに、主催者さんの挨拶で、その主催者さんのお名前、忘れてしまったんですが・・・(めっちゃ失礼)

その方のお仕事は、少年院から出てきた子を支援することです。

ご自身の自己紹介の中で、少年院に行く子どもには、共通点があって・・・その共通点は、親から虐待を受けていることなんです。と

なぜ、親が子どもに、虐待をするのかを考えた時に、「親に余裕がない」と思っているんです。

ひろのぶさんの活動は、大人が変わらないといけない、という活動なので、そこに共感して、ひろのぶさんを応援しているんです。とのお話でした。

主催者さんからの、「親に余裕がない」という話は、私も共感するところです。

なぜなら、私自身、子どもの身体の不調や心の不調に、小児鍼を用いて治療するんですが、親自身の治療をおススメしているからです。

こうして、そもそも興味があった講演会では、なかったんですが、だんだんと興味深くなっていくのでした。

ひろのぶさんの話

さて、いよいよ、ひろのぶさんの公演が始まります。

行く前までの心境は、「偽善者?」「食事を提供して助けることが、良いとは思わない。」「海外より日本でしょ。」みたいな。簡単に言うとこんな感じでした。

ひろのぶさんは講演で「僕ね、良く偽善者や!て言われるんですよ」「食事提供するより、まず、仕組み変えるのが先や」とも、言われることもありました・・・と。

「え、私の心の声、聞こえた?」みたいな(笑)

こうも続きます、僕ね、みなさんに、この子らを、助けてあげてください。ていう話をしに来たんじゃないんです。この子達を知ってほしいんです。

この子達、親いないんです、自分の歳も知りません、でも、笑っているんです。ほんで、めっちゃ悪いです。やんちゃ、クソガキです(笑)

で、自分たちのこと不幸やと思ってないんです。一所懸命生きているんです。

駅に行ってね、「スーツ着てる大人たちに、カバンもてるよ。」て声かけるんですよ。カバン持ってね、もらえるお金って、日本円で30円くらいです。

それを、知ってもらって、良かったら「反省してください。」

僕は、この子達のことを知って、反省したんです。

僕たちは、雨風しのげる家がある、1日3食食べられる、なのに、「不幸やと感じている」そう思ったんです。

この子達を、可哀そうな子と思ってほしくないんです。この子達は、決して、可哀そうな子ではないから・・・

めっちゃ明るい。この子達は、ただ、生まれた場所が違っただけでなんです。

でも、日本の子達って、違う気がしませんか?

この子達に比べたら、すべて持っているのに、こんなに笑っていないんですよ。

僕は、平和な暮らしを望んでいます。その平和って何やろう?て思ったとき、「子ども達が安全に暮らせること」と思ったんです。

このバングラデシュの子と日本の子達が、全く関係ないかというと、そうではないと思います。すべては、繋がりからできています。

大人が、子ども達が安全に暮らせる世界を作らないといけない、そう思います。

だから、僕は、僕の意志として、バングラディシュで食べることができない子達に、食事を提供しているんです。

「先に、日本の子ども達救ったれ」と言われたこともあります、ですが、バングラディシュの子達には、親がいないんです。日本の子は、親がいるでしょう?

日本も貧困に近づいてきたというけれど、まだまだですよ。

日本の子は、食べ残しとか、食べられへんとか言うでしょう?

日本が貧困なのは、努力不足なんです!

もう、ホントにその通り過ぎて、ごめんなさいと反省をしました。

まだまだ、内容はありました、続きはこちら、是非ご覧ください。

可哀そうと思っていたのは、実は、わたしだった。

今回、藤原ひろのぶさんを、初めて知って、急遽講演会に行かせていただいて、自分の偏見や思い込みに気づかされ、感動もしました。

私の思い違い、つまり、私の根底には、「食事を与えることが、人助けになると思わない」があった。

要は、人を救おうとしているのは、自分だったということです。

バングラディシュの子達は、決して可哀そうではないという言葉が、胸に刺さります。

ホントにそうだ。

親がいない、自分の歳すらわからない、でも、不幸ではない、笑顔で生きているではないか!

日本人に知っていただきたい。

そして、藤原ひろのぶさんの話を聞きに行ってほしい。

反省すべきは、わたしだった。

自分から、差し出す勇気。持ちませんか?

藤原ひろのぶさんのトークイベントは、気の話にも通じる

私が開催している気の講座では、気は交流するんだよと話しています。

つまり、自分の気を調えれば、気は勝手に交流し、世界は幸せになるんだよ。目の前に起きることは、自分に必要な事で、それを乗り越える経験が必要なだけ。

でも、世界は平和とは言い切れないよね。特に、日本の子ども達は、笑顔が少ないように思う。

つまり、大人の気が乱れているサイン。自分の気を調える、相手に合わせるとか、いらないからね。

今回の、藤原ひろのぶさんのトークイベントでは、気の話にも通じるな~と感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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