

着物を普段着ていない人々にも、大阪から着物文化を楽しんでほしいという思いで開催されるイベント、「新時代の着物文化」
このイベントは、伝統的な着物文化を新たな視点で楽しむ機会と、より多くの人が着物を親しめるような場になっています。
- ayaayaさんの結ばない帯結び実演会
- 渋谷幸子の公演
- さくらいりょうこオカリナ演奏
- 西田氏による着物アドバイス
- 学生さんによるきものファッションショー
大阪からきものを普段着に!と熱く感じることができたイベントでした!
結ばない帯結びや、新時代の着物ファッションショー、オカリナ演奏、どれも心揺さぶられる素晴らしい内容でした。
その中でも、知らなかった日本の文化を知って、心が熱くなった話を残しておきたいと思います。
知らなった着物文化
着物は、「右前」に着る、前とは「先」を意味するもので、つまり、左が前になることを指します。
↓こんな感じ
ネットで、「右前にする理由」と検索すると、生きている人は右前、亡くなった方には最後に着物を左前で着せて納棺すると書いてあります。
みなさんも、そう、思っていたのではないでしょうか?
しかし、渋谷幸子さんは、こうおっしゃいます。
渋谷幸子さん
先人達はね、この着物姿で子育てをしてきたの・・・その着物を着る際、右が前(先)で、左が後(上)に着るの。
そのことによって、女性は、左が優先的に使いやすくなるのね。
左手はね、子どもを抱く手なの、右手は、振りかざし戦いに行く手ね。
そして、右手と右手では、手を繋ぐことはできないでしょ。
つまり、右手で引っ張ってくれる男性に、女性はそっと、左手を出してついていくことも、着物によって容易くできたのね・・・と。
確かに。
着物の左を上にすることで、左が出やすくなるではないか!
そして、左手で子を抱くというのも、納得。
また、手と手を繋ぐには、同じ手ではなされない~!
ホント、そうだ。
そうか、着物で子育てはできるのか~驚くことばかり( ゚Д゚)
確かに。
子どもだって、先人達の方が、たくさん産んでいるじゃん!?
マジで、ヤバい着物!
他にも、
渋谷幸子さん
日本はね、太陽と自然には、神が宿るって言ってね、とっても自然を大事にする生き物だったわね。
だから、日本は美しいでしょ。海外に行ったことある方は、必ず言うわね、日本は美しいってね。
みなさんね、身体の関節という関節を、寄せて動いてみなさい。とても、しなやかに美しく見えるのね。それが、着物を着るだけでできちゃうのね。
日本の民族衣装である『着物』というモノは、身体を隠せば隠すほど、女性の「美しさ」が出るモノなんだそうで。逆に、世界の「美」美しさとは、身体を出すことで表現していると言います。
例えば、ウエストを絞り出すがそうで、他にも、胸や足などの肌を出すことで女性の『美』を表現している。
あ~、そうか、確かに。
日本の民族衣装である、着物は隠せば隠すほど色気がでる衣装。
その衣装を、世界も最も美しいと称賛しているという。
なのに、日本人がその真実を知らない。
それは、とっても、もったいな~いと思った次第です!
あ~、日本の文化、着物素敵💛
みなさんは、何を感じましたか?
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