モンテッソーリ教育をおうちで活用する方法

こんにちは。子どもの健康を姿勢から守る”ええ加減”育児の安村政子です。

 

本日は、モンテッソーリ教育をお家で活用する方法です。

 

そのためにも、まずは、「敏感期」を知っていただきたいと思います!

 

モンテッソーリ教育の敏感期とは

「敏感期」とは、生物の幼少期に、ある能力を獲得するために、 環境中の特定の要素に対して、 それを促える感受性が特別に敏感になる一定期間のことです。

 

これに、最初に注目したのは、オランダの生物学者ド・フリース(1848-1935年)でした。 マリア・モンテッソーリとド・フリースは知り合いで、モンテッソーリが「子どもはある対象に夢中になる時期と無関心になる時期があるのはなぜだろう」という問いを抱いていた時、ド・フリースが生物学の領域から見られる敏感期が人間の幼少期にもあるのかどうか観察することを進め、 モンテッソーリは人間の幼児期にも敏感期が訪れることを見つけました。

 

つまり、子どもにはある能力を獲得するために、 ある環境とかかわるための「感受性」が高まる一定期間があって、 その期間は強い感受性がサーチライトのように一定の範囲を昼のように明るくします。

 

それに照らし出されたものは、子どもを感激させ、 まるで恋をする者のようにそれと関わりに夢中になります。 その能力の獲得が終わると無関心と怠惰のヴェールが心を覆いますが、 すぐに次の炎が点火され、また子どもの心は燃え上がります。 こうして次々と新しい能力を獲得していきます。

 

モンテッソーリ教育の敏感期とは「恋」

敏感期は、「恋」なんていうにふうに言います。みなさんは、いかがですか?「恋」って急に始まって、急に終わったり、徐々に始まって、徐々に終わっていたりしませんか?

 

私たち大人も恋をすると、その人のこと、何でも知りたい!会いたい!と、その人のことでいっぱいになりますよね?でも、恋が終わってしまうと、まったく興味ありませんよね。もう、名前も聞きたくない!顔を見たくない!なんてこと、ありませんでしたか?

 

敏感期も同じなんです。子どもは、活動に恋をするんです!そして、これも理解しておいていただきたいのですが、「恋」には始まりと終わりがあるのです。敏感期の間は、それがしたくてしたくて、したくてしょうがないのに、敏感期が終わると、まったく興味を示さなくなってしまうんです。

 

みなさんのお子さんには、敏感期を逃さないようにしていただきたいなあと思います!ということで、次は、敏感期を逃さないためのポイントについてお話ししていきたいと思います

 

モンテッソーリ教育の敏感期を見逃さないポイント!

ポイントは2つあります!1つ目は、子どもをよく観察する事、もう1つは、環境を整えるという事です。

 

まず、1つ目の子どもを観察するとは、敏感期とは必ずやってくるものなのですが、やってくる時期は、子ども1人1人それぞれ違うということです。

 

例えば、2歳ぐらいになると、子ども達はお話をし出しますよね。それが、1歳8カ月で来たり、3歳まで来なかったり、それぞれに違いますので、焦らないということです。今ではないのかな。というくらいで構わないということです。

 

環境を整える

次に、環境を整えることですが、もし、五十音表を、言語の敏感期が来てからでいいかあ。まだ貼らなくてもいいよね。と、言うよなことでは終わってしまったら、どうでしょうか?

 

0歳から言葉に触れているから、2歳で言葉を発し始めますし、文字を見たことがあるから、文字を書きたいっていう風になりますよね。そうやって、子どもは自然に育っているように見えて、実は環境があるからこそ、色々なものを吸収して取り入れて成長しているんですよね。ということで、事前に環境を用意することはとても大切なんです!

 

でも、さらに、子どもが、何に敏感期になっているのかがわかると、環境を整える事に気づきやすくなるんです。

 

例えば、五十音表を出たとしますね、それを、今まで見ていなかったのに、最近、子どもが指で、ひらがなをなぞり始めたとか、何だか最近「文字」をよく見ているなーっていう風に気が付くことができたら、もしかしたら、文字の敏感期かもしれないな!ていう風にわかりますよね!

 

でも、もし環境に、五十音表がなかったら、子どもがひらがなに興味があるのかどうかっていうのに、気付きにくくなって、知らないうちに敏感期が終わってしまうかもしれないですよね。

 

敏感期を逃さないためには、環境整えるって言うことは、とっても大切なんですよね!

 

敏感期っていうのは、ある一定の期間、何かに感受性がとても強くなる時期でしたね。その時期に、そのあることに対して、夢中になることで、子どもは無理することなく、身につけることができるんです!

 

やってて楽しいことが、次は、あれっできた!こんなこともできるようになった!ていう風に自信に変わっていきます。もちろん敏感期を逃してしまったとしても、その後にそれを身につけることができます!

 

でも、それが例えば、学習をすることであったり、たくさんの努力というのが、必要になってきます!

 

ですので、子どもが楽しい!もっとやりたい!と思える敏感期を逃さないように、①お子様を観察する②環境を整える

 

是非、ご家庭でも取り入れて行ってみてください。

 

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