子どもの頃、親兄弟の関わりの中で知らず知らずのうちに身につけた「現実を見る型(雛形)」が、今の私たちの反応をつくっている。

目次

「なぜかいつも同じことでモヤモヤする…」それ、子どもの頃の体感が影響しているかもしれません。

「また同じことでイライラしてしまった」
「些細な言葉に、傷ついてしまった…」
「苦手な人に会うだけで、体が緊張してしまう」

こうした感情や反応に、心当たりはありませんか?

実はその反応、“今の出来事”が原因ではないことがあるんです。
私たちは、過去の「体感記憶」によって、無意識のうちに同じような感情を繰り返していることがあるのです。

感情の根っこは、10歳くらいまでの「身体の感覚」にある

私たちの感情や反応のクセは、幼少期、特に0〜10歳頃までの体験が深く関係しています。

10歳までに関わる人間となると、親や先生、兄弟との関係が多いと思います。

その中で、「こうすれば怒られない」「この時は黙っておこう」などと、無意識に身につけたパターンが“雛形”となって、大人になった今も、似たような状況で自動的に反応してしまうのです。

記憶には残っていなくても、身体の感覚(体感)には、しっかりと刻まれていることが多いのです。

夫婦喧嘩や人間関係のモヤモヤも、“体感”から始まっている?

例えば、つい旦那に言ってしまう言葉、実は「お母さんに言いたかった言葉」てことないですか?

「なんでやってくれないの!」
「いつまでスマホ見てんのよ!」

「この言い方は地雷になる」と分かっていながら言ってしまい、気まずい空気に…。

実は、それ、旦那の姿を見て、先に身体が反応してしまっているんです!

それで、怒って紛らわしているんです!

でも、身体が感じた本当の感覚は、違うんです。

身体の感覚は「寂しい」「もっと、見てほしい」「気にかけてほしい」という、子どもの頃の感じた感覚なはずです!

そう思いませんか?

他には、旦那に期待しないというパターンもありますよね。そういう時は…

ふさぎ込んだり、Netflixを見て気を紛らわせていませんか?

子どもの頃、期待通りにならなくて悲しくて…それを思い出すと、心が壊れてしまいそうだから、ふさぎ込むんです。

私たちは「相手の言葉」に反応しているのではなく、その時に感じた“体の感覚”から逃げているのかもしれません。

感情を解放するカギは「体感に気づいて、感じ切ること」

体感に気づき、それをジャッジせずにじっくり感じていくと、不思議とその感情はゆるんでいきます。これを「感じ切る」と言います。

たとえば、以前なら腹が立っていた夫の大きな声も、「あ、今日は冗談で言ってるんだな」と受け取れるようになることがあります。

まるで、過去の自分から卒業したような感覚です。

「体感」はこんなふうに現れます

  • 苦手な人に会うと、目の奥が重くなる

  • 怒りがこみ上げると、胃がキリキリする

  • 悲しみを感じると、胸がぎゅっとなる

  • 嬉しいときには、胸のあたりがふわっと温かくなる

どれも、あなたの体が教えてくれている“サイン”です。

まとめ:感情に振り回されない自分になる第一歩

「なんでこんなことで反応しちゃうの?」

これが、気の乱れになります。気の乱れの調え方は、食事と呼吸です。

そして、母親からもらえなかった「愛」を、母親や旦那からもらおうとするのではなく、自分で自分を愛することなんです!

反応してしまう自分を責めるのではなく、まずは、食事を調えながら、体感に意識を向けてみてください。

誰かのせい、出来事のせいではなく、「今、自分の体がどう感じているのか?」を丁寧に観察していくことで、あなたの中の古い感情パターンは、少しずつ手放されていきます。

そして、同じ出来事でも反応しない、自由な自分に出会えるかもしれません。

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