「子どもの泣き声にイライラする」
「子どもが友達の物をとったら、ごめんなさいわと怒鳴る」
「子どもが友達から、物を取られても貸してあげなさいと怒鳴る」
「いつも、何かに不安を感じてる」
こういった経験をしては、後から自己嫌悪に陥る。これ、かつての私の話です。
もう、自分の性格に嫌気がさしてました。
しかし、「分子栄養学」を学んで、わかりました。
これらは性格の問題ではなく、ただの症状だったということです。
そのイライラは「鉄欠乏」が原因
どうして、人間は鉄が不足すると、イライラするのでしょう。
そもそも、人間は、エネルギーを自分でつくることができません。
自分でつくりだすなんて、疲れることは選びません!
「外に委託したほうが楽」といって楽を選んだのが人間です。
外から栄養素を取り入れて、生きていかなければならないのが人間なのです。
そうして、口から入ってきた三大栄養素をエネルギーに変えるためには「ビタミンCと鉄」が必ず必要。
エネルギーが鉄欠乏によって、うまくつくれないという状態は、何を意味しているかというと、
細胞が「身体が飢えているよ~」
「今から、狩りに行ってきて~」
と、人間の身体に「不安感」と「闘争心」などの感情で煽りだします。
- イライラさせたり
- 攻撃させたり
- 不安を煽る
それを、モチベーションに人間を、狩りに行かそようとするです。
貯蔵鉄(フェリチン)を使って生きている女性が増えている
人間は、鉄を摂取しないと、エネルギーつくれません。
細胞は、不安や興奮させることで、人間を狩りに行かせようとする。
こうして、エネルギーの枯渇が起きます。男性より女性のほうが枯渇化しやすいです。
女性が枯渇化しやすいのは、生理がある分鉄を失いやすいからです。
鉄欠乏とは、自覚があまりなく、いつも不安があるとか、すぐに感情的になるなどのメンタル症状なので、見逃されてしまうことが多いです。
ですが、女性の4人に3人は「鉄欠乏」と言われています。
実は、いざとなった時のために、鉄は貯蔵されているのが普通です。
その身体の、あちらこちらに蓄えてある貯蔵鉄、(フェリチン)を使い果たしている女性が、近年増えているのです。
このフェリチンの値とは、健康な女性であれば、20~50が理想ですが、日本人の、7割~8割の女性が「フェリチン30」を切っていると言われています。
「鉄欠乏」は自分に関係することにイライラするのが特徴
三大栄養素を、エネルギーに変えるのに鉄が必要と言いました。
私たちが、ちょっとだけ食事が粗雑になると、細胞そのものが不安や興奮といったメンタルの症状でもって、狩りに行かせようとします。
エネルギーがつくられない、補給もしてくれないとなると、命にかかわること。
そうなるとどうなるかというと、自分に迷惑がかかることや、めんどくさいことには、非常にイライラするのです。
例えば、子ども同士で、おもちゃの取り合いが始まったとして、自分の子がとったのではなくても、対応すること事態にエネルギーを使うことができないので「貸してあげなさい」となります。
自分の子がとった場合もそうです。疲れることは、とにかく避けたいので「返しなさい」と怒鳴るはずです。
反対に、自分も自分の子も関与していない、ただのお友達のいざこざの場合は、意外と熱心に話だけは、聞くことができます。
それは、自分のエネルギーは使わなくていい、身の危険がないからですね。
女性なら、一度はフェリチンの値を測ってみてください。
女性は、子どもを一人出産する毎に、フェリチンの値が30下がると言われています。ということは、妊娠前のママの身体のフェリチンが30だとしたら、一回の出産で貯金がなくなることを意味します。
妊婦したら、フェリチン50では遅いですよ。結婚したら、フェリチン50を目指してくださいね。
ちなみに、私はフェリチン38でした。フェリチン50を目指しています。フェリチンの値を上げる方法は、個体差がありますので詳しくは、個別相談にお問い合わせください。
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