口が開いたままの子供は乳児嚥下が残っているのかも!?

こんにちは。子どもの健康は姿勢をから守る”ええ加減”育児の安村政子です。

 

「うちの子はどうしていつもお口が開けているの?」と、一度は思ったことがあるママは、多いのではないでしょうか?

 

本来人間は、鼻で呼吸をするものですが、生まれて間もないころは鼻で呼吸をしていたのに、いつのころからかお口で呼吸をしているお子さん……多いですよね。

 

口呼吸は、お口が開いたままになりますし、見た目もボーっとした感じに見えますね。それだけではありません!

 

口呼吸ではお口の中を不健康にして虫歯の原因や、風邪・アレルギーなどの病気を引き起こすことがあり、顔のかたちに影響をおよぼすこともあります!

 

 

こんなお悩みはありませんか?

 

  • 口がポカーンと開いている
  • 柔らかいものしか食べれない
  • 丸のみ癖がある
  • 固いものは口から出す

 

こちらの記事では、赤ちゃんは口をあけていて当たり前、噛むことができないで当たり前と感じているママに、①赤ちゃんは口が閉じられる②噛むこともできるというこを書いてみました。参考になれば嬉しいです。

【要注意】赤ちゃんの口が開いている・赤ちゃんの口が閉じない

先日抱き方講座にいらして下さったママからの感想です。
↓  ↓  ↓

 

昨日抱き方姿勢講座を受講した○○です。お忙しいところ、個別相談の内容も含めていただいて、ありがとうございました。また、子どもをみながらの受講で、お話がしづらかったりなど失礼をして申し訳ありませんでした。

 

今まで、赤ちゃんは口を開けていて当たり前、子どもは噛まなくて当たり前、と思っていたことが、そうではないということを教えていただき、驚きました。また、お孫さんの動画を見て、力を発揮すると8ヶ月でもこんなにしっかりとしているのだなとわかりました。最初に教えるということの大切さを知れました。

 

モンテッソーリの本や伊藤美佳先生の本メルマガで学んでいて、自分は勉強していると思っていたけど、全然わかっていないことに気づき、とてもショックでした。また、授乳姿勢改善と泣くトレーニングの後の写真を見せていただいたことで、こんなにも効果があるということにも驚きました。できるところから、まずは授乳姿勢から直してみます。動画撮影できたら送らせていただきます。よろしくお願いします。

 

感想ありがとうございます。はい、動画送ってくださいね。『口を開けていて当たり前、噛まなくて当たり前』という常識が変わりましたね。嬉しいです!まだまだ、これからです!ママの関わり方次第で、あふれるばかりにお子様の能力が伸びていくことでしょう!

 

なぜ、日本は口を開ける赤ちゃんが多いのか、どうして噛まない赤ちゃんが多くなったのか、について書いてみましたので、読んで見てください

お口ポカーンは抱っこの仕方で始まる

日本では、口が開いている赤ちゃんをよく見ますが、それだけ、口が開いていることがいけないこと。という認識を持っていない方が多いのです。『え、赤ちゃんは、口開けるでしょ?』と言う声が、聞こえてきそうですね。

 

しかし、海外では、日本の赤ちゃんの口が開いている姿を不思議に見ているそうですよ。あなたは、知っていましたか?

 

健康を害するのに、どうして開けさせるの…WHY?

 

 

お口ポカーン

日本人の意識の低さは、安定した気候によるものです。海外は、日本の気候と違って、寒い国、熱い国、砂埃がひどい国など、様々な問題を抱えています。実際に、健康被害も多数出ていますので、『口呼吸』への意識は高いです。しかも、赤ちゃん自らが、口は開けないといいます。

 

それでも、口を開けてしまう赤ちゃんには、おしゃぶりを使用させてまでも、口は閉じさせます。砂埃がひどいドバイの国では、6歳までおしゃぶりは当たり前だそうですよ。

 

しかし、現代の日本の気候いかがですか?四季など感じられなくなりました。花粉症なんてもはや国民病になりつつあます。

 

赤ちゃんは口呼吸しない

赤ちゃんの気道は、まだ未形成です。成長する過程の中で、気道や喉はつくられていきます。気道が作られるのは、食道にある2つの弁のうち一つが閉じる生後3か月頃です。

 

ですから、それまではたとえ口が開いていても、ちゃんと赤ちゃんは、鼻で呼吸しています。

 

 

まあるくCカーブの姿勢でおなかのなかにいた赤ちゃんは、生まれて肺呼吸に変わっても、舌(ベロ)が上あごに着いた状態なので、口が開いていても、口の中は密封状態ですので口呼吸とは言えないのです。

 

※皆さんも、ベロを上あごに、べったりつけた状態で、口で息を吸ってみてください!どうですか?口から空気、入ってきませんよね?

 

 

抱っこの仕方で変わる

舌が自動車なら、駐車場は上あごです。あごを上げた抱き方をしなければ、舌は必然的に上あごにつくはずなのです。

 

それでも、舌が下がるということがあれば、舌に問題を抱えているか、授乳時に舌を使っていないか、舌を使いにくい姿勢にしているということが考えられますね。

 

 

舌の位置は、『首座り』と深く関与していますので非常に重要です。正しい位置を知ることを抱き方を知ることをオススメします。

 

お粥から始めない離乳食で噛む力を育てる

生まれたばかりの赤ちゃんは、原始反射(乳児嚥下)によって、教えなくてもおっぱいを吸うことができます。

 

乳児嚥下と成人嚥下の違いは、簡単に言うと”乳児嚥下は水分を飲む飲み方” ”成人嚥下は固形物を飲み込む飲み方” です。約6か月という期間限定の間に、赤ちゃんは、”反射で飲む(乳児嚥下)”から、”自分の意志で飲む”(成人嚥下)へと学習(成熟)していきます。

 

ですが、離乳食を始める時に、食べものに水分を含ませて与えてしまうと、乳児嚥下(水を飲むような飲み方)のままで飲み込んでしまいます。これでは、成人嚥下(自分の意志で飲み込む)に移行できません。

 

おっぱいを噛んで飲ませる

赤ちゃんに、噛むこと教えるのは、いつごろだと思いますか?先日、口育士協会でも発表があった ”噛むことを教える時期” とは、おっぱいを飲ませるところからです

 

おっぱいを噛んで飲ませていますか?

 


おっぱいを、乳首を乳輪部まで深く咥えさせ、おっぱいを噛むように授乳し、離乳食はお口を育てること(発達)として、はじめて見ませんか?

 

ペースト状やお粥から始めては、お子様の噛む力は育ちません。個人差はありますが、飲むから➡食べるに移行するには、歯茎でつぶせるくらいの柔らかさで大きなものを最初から食べさせることをオススメします。

 

最近では、小児科の先生も10倍がゆを反対される先生も多くなっています。

 

お粥から始じめない離乳食の進め

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP