子どもは親の言うことを聞かない!

「子育ては、親育て」とか、「子育ては、人材育成」とか、「育児って、自分育て(育自)」

などと、言う言葉を、よく目にします。

つまり、多くの方が「子育ては、最も大きなチャレンジ」と捉えていて

それくらい「難しいことではあるが、何か得るものが大きいという意味」ではないかなと思います。

「子育ては難しいけれど、得るものが大きい」

そこで、本日は、私が思う、脳と子育てについてです。

脳のこと、子どもの脳のことを理解すると、

子どもの脳の合わせた対応ができるようになります。

 

0~7歳は、親の言うことを聞かない

 

簡単ではないんですが、子どもの脳が、

どのように成長していくかっていうのを、少し理解すると子育てが楽になります。

 

子どもの脳はミラーニューロンが優位

 

子どもの脳(0歳~7歳くらい)は、鏡神経(ミラーニューロン)で動いています。

そのミラーニューロンが動くことによって、見たものを、脳にインプットしていきます。

例えば、言葉、歩き方、呼吸、飲み込み方など、親が教えましたか?

教えたことはないと思います。

知らない間に覚え、教えなくても歩けるようになったと思います。

それは、鏡神経(ミラーニューロン)が動いて、見て脳にインプットしたからです。

特に3歳までは、スポンジのような吸収力を見せます。

見たものを、スポンジのように吸収していくベース、土台になるものは、身近な人、親がやっていることです。

親のやることが正しいから真似るとかは、ありません。

親の生き方、親の日常、親の生活そのものを、インプットしていきます。

 

子どもは見て真似をする

 

子どもに、注意しても無駄です。

聞いていません。

見て真似ることの方が優位だからです。

これでは、逆に、ガミガミ怒る姿を、真似するようになります。

皆さんは、どんな無駄な注意をされてきましたか?

  • ちゃんとしなさい!
  • こうしなさい、ああしなさい!
  • どうしてやったの!

これは、無駄なんです、聞いてないです。

 

子は親の鏡

 

子どもの脳は、自分の姿を見せるだけで、染み込ます。

自分の姿を見せたその日、すぐに、真似ができるようになるというわけではありません。

何回も何回も、親がやっていることを見ていると、無意識に染み込んでいく感じ。

例えば、親が楽しんで生きているか、辛そうに生きているかも、見て脳にインプットします。

親が常に病気にかかっていて、不安だから、

こどもには、自分のようにはならないようにと不安を感じながら生きる。

そういった思考パターンも、子どには入っていきます。

 

まとめ

 

子どもの脳、特に0~7歳までは、鏡神経(ミラーニューロン)が優位に動きます。

それは、脳に「ぬけ」がないように、脳の子どもの頃にプログラミングされているのです。

子どもの脳の成長を知ると、子どものにどのように教えるかと考える前に、

親がどのように生きているか、ということを考えることが重要なのかもしれません。

親がどのように踏まえ、子どもとどのように接するべきか、

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