目次
仲がいいって、どういうこと?
〜私が「思い込み」に気づいた瞬間〜
私は最近、つくづく思うんです。
人生って、やっぱり「内側の反映」なんだなって。
つまり、見えている現実は、すべて自分の内側――
思い込みや感情、信じていることの「反映」なんですよね。
このことに本当に気づきはじめたのは、10年ほど前。
きっかけは、「分子栄養学」を学び始めたときでした。
✴️衝撃を受けたセッション
あるとき、カリスマ医師のK先生とのセッションで、
私は自分の思い込みに大きなショックを受けました。
私は、夫婦仲の悪い両親のもとで育ちました。
その経験から「喧嘩する夫婦にはなりたくない」と強く思い、
結婚後、私は夫と一度も喧嘩をしませんでした。
だから私は、「喧嘩しない=仲がいい」と信じていたんです。
ところが結局、私たちは離婚することになりました。
理由は「経済的なすれ違い」だと自分では思っていたけれど、
「喧嘩してないから仲は良かったはず」だと私は主張しました。
でも、そのとき先生にこう言われたんです。
「喧嘩しないことが、仲がいいこととは限らないよ」
✴️思い込みが崩れた瞬間
先生は、こんなたとえを話してくれました。
「幼稚園に子どもがたくさんいて、一度も喧嘩していなかったら、
その子たちは全員仲良しって思う?…たぶん違うよね。」
私はハッとしました。
そうだ、喧嘩がないことと、仲がいいことは違う。
さらに先生は続けました。
「仲がいいっていうのは、手をつないだり、
いちゃいちゃしたり、一緒に寝たりすることだったりもするよね」
でも、私と元夫の間に、そんな関係は一切なかったんです。
✴️そもそも「仲良し」がわからなかった
私は「喧嘩しない=仲がいい」と信じていたけれど、
実は「仲良くする手段」や「仲良しの感覚」そのものが
私の中に存在していなかったのだと気づきました。
幼い頃、家庭の事情で幼稚園にも行けず、
友達と遊んだ記憶も、仲良くした体験もほとんどありません。
だから私は今もなお、「仲良しってこういうこと」という感覚が
他の人よりも薄いのかもしれない、と感じています。
✴️内側の思い込みが、世界をつくっている
この体験から私が痛感したのは、
やっぱり内側の思い込みが、外の世界をつくっているということ。
そして、
自分が信じていることに気づくことこそが、変化のスタートになる
ということです。
✴️同じような思い込み、あなたにもありませんか?
「喧嘩しない=仲がいい」
「ちゃんとしてる=愛される」
「がんばらないと=認められない」……
そんな風に、自分でも気づかない思い込みが
あなたの人生を動かしているかもしれません。
私の体験を通して、
「私もそうかも」と思う方がいたら、
そこから何かが変わるきっかけになれば、うれしいです。
そんな思いを込めて、このブログを残します。
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