「発達が気になります」
「首すわりが遅い気がして…」
「寝返りや歩くのが遅いのは大丈夫でしょうか?」
赤ちゃんの発達について、このようなご相談をいただくことが増えています。
ですが、まず最初にお伝えしたいのは——
発達とは、特別なものではなく「成長そのもの」だということです。
目次
成長が止まっている状態とは?
ハイハイしない
寝返りが遅い
言語が出ない
「発達が気になります」言葉を聞くと、何か特別な問題があるように感じるかもしれません。
しかし、言い換えると
👉「本来進むはずの成長が、どこかで止まっている状態」
とも考えられます。
子どもは本来、
・しっかり食べる
・しっかり寝る
・しっかり動く
この3つが満たされていれば、自然に成長していきます。
それなのに発達が気になる場合は、
👉このどれかが“阻害されている”可能性がある
という視点がとても大切です。
見落とされがちな「親の状態」と子どもの発達の関係
さらに重要なのは、
・お母さんの状態
・家庭の空気
・夫婦関係
こういった環境です。
子どもはとても敏感で、
親の緊張や不安をそのまま受け取ります。
その結果、
👉からだが無意識に緊張し、うまく動かせない
👉必要な刺激や経験を吸収できない
という状態になることがあります。
これが続くと、結果として
「動きにくい身体」
「成長しづらい状態」
になってしまうのです。
「歪みを整えるだけ」では根本解決にならない理由
よくある考え方として、
「身体が歪んでいるから整えればいい」
というものがあります。
もちろん、整えること自体は大切です。
ですが、成長期の子どもにとってはそれだけでは不十分なのです。
なぜなら、
👉歪みを生み出している原因が残っていると、また同じ状態に戻る
からです。
つまり、
・なぜその歪みが起きたのか
・何が成長を妨げているのか
ここを見ていかない限り、
同じことが繰り返されてしまいます。
実は重要な「生後3ヶ月まで」の関わり方
多くのケースを見てきて感じるのは、
👉問題の多くは「生後3ヶ月まで」に起きている
ということです。
赤ちゃんの頭はとても重く、
例えるならボーリングの球ほどの重さがあります。
それにも関わらず、
生まれてすぐの赤ちゃんは首が座っていません。
この状態で、
・早く首を座らせたい
・早く発達させたい
という思いから、
・タミータイム(うつ伏せ練習)を早くから行う
・縦に抱っこする
・座らせる
・固いものを噛ませる
・筋トレのような動きをさせる
といったことをしてしまうケースがあります。
しかしこれは、
👉首(頸椎)に大きな負担をかけてしまう可能性がある
のです。
頸椎への負担が引き起こす影響
首に「早期荷重」負担がかかると、何が起きるのか。
それは
👉脳からの指令が身体にうまく伝わらなくなる
という状態です。
その結果、
・からだをうまく動かせない
・言葉が出ない
・飲み込む力が弱くなる
・排泄のコントロールが難しくなる
・エネルギー不足になる
など、さまざまな影響が出る可能性があります。
つまり、
「発達を促そう」として行ったことが、
逆に成長を妨げてしまうこともあるのです。
栄養や離乳食の“早すぎる介入”にも注意
同じように、
「栄養をしっかり入れた方がいい」
という考えから、
👉胃腸機能が未熟な段階で食事を進めてしまう
ケースも見られます。
ですが、赤ちゃんの身体はまだ発展途中です。
無理に進めることで、
・消化不良
・エネルギー不足
・からだへの負担
につながることもあります。
SNSの情報をそのまま信じないでほしい理由
今はSNSでたくさんの育児情報が手に入ります。
・手づかみ食べが良い
・タミータイムが発達に良い
・これをやると成長が早い
こういった情報は一見正しそうに見えます。
ですが大切なのは、
👉「自分の子どもに合っているかどうか」
です。
すべての子どもに同じ方法が当てはまるわけではありません。
本当に大切なのは「成長を邪魔しないこと」
私が一番お伝えしたいのは、
👉子どもは本来、自然に成長する力を持っている
ということです。
だからこそ必要なのは、
・無理に早めることではなく
・過剰に与えることでもなく
👉「成長を妨げているものを取り除くこと」
なのです。
まとめ|発達を焦る前に見直してほしいこと
赤ちゃんの発達を考えるとき、
まず見てほしいのは
・食事
・睡眠
・運動
・親の状態
・家庭環境
そして
👉「頑張らせすぎていないか」
です。
発達は競争ではありません。
早ければいいわけでも、
他の子と同じである必要もありません。
お母さんの「良かれと思って」が、
時に負担になってしまうこともあります。
だからこそ一度立ち止まって、
👉「この子は今、心地よく過ごせているか?」
を見てあげてください。
それが、
一番の発達サポートになります。










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